暗いところで長時間本を読んだりすると、どうしても本との距離が近くなるため、若い年齢では近視が進行する可能性があります。また、よりしっかりピントをあわせようとするため眼の疲れが起きやすくなります。

本を読んだり文字を書いたりする時は、明るい場所で行うようにしましょう。

紫外線によって起こる眼の病気としては白内障、角膜炎、翼状片、瞼裂班、網膜黄斑部疾患などがあります。

特に夏場は紫外線の照射量が多くなりますので、外出時には帽子をかぶったりサングラスをかけるなどの紫外線対策を行うことをオススメします。

ある程度の年齢になると、白眼（結膜）が弛んできたり眼から鼻に抜ける通り道が詰まったりして涙が出やすくなります。また、ドライアイの可能性もあります。外に出ると光や風があたり、それが元々眼の表面の乾いている人にとっては刺激となり反射的に涙が出ます。

気になるようであれば、一度眼科に相談しましょう。

眼をぶつけたならもちろんですが、眼の周囲をぶつけた場合にも眼科を受診することをオススメします。

眼の周りは薄い骨で囲まれていて、その骨は簡単に折れてしまいます。骨が折れた場合は目の動きが制限されてしまいます。また、ぶつかったことによって角膜（黒目）の表面に傷がついたり、眼の中に炎症が起きたり、眼の奥の網膜という部分に異常が起きることがあります。

また、眉毛の外側をぶつけた際には視神経に異常がでることがあり、注意が必要です。

まぶたを虫に刺された場合、眼科で治療することができます。
当クリニックでは眼の中に入っても安心な眼軟膏（がんなんこう）を処方し治療することが多いです。（市販の虫刺され用の軟膏は眼の周りに塗らないように注意書きがある製品が多いかと思います。）

気になるようであれば一度眼科を受診してみてはいかがでしょうか。

黒いものが飛んで見えるのは『飛蚊症（ひぶんしょう）』の症状と考えられます。眼の奥には硝子体という透明なゼリー状のものが詰まっていますが、硝子体が濁ってくるとその濁りが影になって見える現象が起こります。それを『飛蚊症』といいます。

加齢に伴う異常のない生理的な飛蚊症がほとんどですが、眼の病気がある時（例えば網膜に穴があいたり剥がれたりする時）も同様の症状が起こりうるので、眼科で眼底検査を行うことをオススメします。

※当クリニックでは、精密な眼底検査を行う場合、検査時に散瞳剤（目薬）を使用します。この場合には、半日ほどぼやけてピントが合いにくくなります。その状態では運転できませんので、他の交通手段で来院なさるか、付き添いの方やお迎えの方の運転でお帰りいただいております。

例えば一方の眼の視力が落ちても反対の眼が見えているので視力低下に気付かずにいることもあります。また、健康診断で測定する視力は眼科で測定するのと違って距離や明るさが多少異なるので正確に測定できていないこともあります。

まずはあなたの視力低下に問題がないか、一度眼科を受診することをオススメします。

片眼を隠して１つの眼で見ても物が二重に見えるのは、白内障や近視・遠視・乱視などが考えられます。両方の眼で見たときだけ物が二重に見えるのは眼を動かす筋肉やそれを司る神経に異常があることがあります。

また、突然二重に見えるようになった方は、脳に異常がでていることもあります。

まずは一度眼科を受診することをオススメします。

眼圧というのは眼球の内圧のことですが、眼圧が高いと緑内障の危険があります。（緑内障は視野が欠けてくる病気です。）
眼圧の正常値は10～21mmHgです。22mmHg以上の高眼圧は緑内障の危険はありますが必ずしも緑内障を発症しているわけではありません。

ただし、眼圧が25mmHg以上の方や、親や血縁関係のある身内に緑内障の診断を受けている人がいる方、あるいは強度近視の方は、緑内障へ発展する可能性が高いと言われていますので特に注意が必要です。

健康診断で眼圧が高かった方は、まずは眼科を受診しましょう。

視神経乳頭が拡大する代表的病気が緑内障です。しかし視神経乳頭陥凹が指摘されても必ずしも緑内障とは限りません。生理的乳頭陥凹と言って正常であることもあります。

まずは、眼科で緑内障かどうかの検査を受けるようにしてください。

過労や睡眠不足によりまぶたの筋肉の一部がピクピク動くことがあります。眼瞼ミオキアといいますが、多くは数週間で自然に消えます。
また、片側顔面けいれんや眼瞼けいれん（中枢回路の伝達障害でおきる）という疾患が原因の場合があります。

その他にも精神安定剤の服用でおきることもありますので、まぶたのけいれんが続くようであれば、一度眼科にご相談ください。

黒目の異常（例えば角膜上皮障害・角膜感染症など）や、眼の中の炎症、白内障、網膜の疾患等が原因で、まぶしくて眼が開けられないという症状が起きてくることが考えられます。

まずは一度眼科に相談してみましょう。

一般的に視力検査は３歳から可能ですが、２歳を超えると簡単な絵指標などで大まかな視力を知ることができます。

なんとなく眼の位置がおかしい、片方の眼を覆うとすごく嫌がるとか、あるいは、物によくぶつかるなど、何か気になることがございましたら年齢を問わず眼科を受診してください。

平日の診療日（月・火・木・金）は、午前は8：45から12：15まで、午後は2：15から6：15まで受付をしています。土曜は8：45から昼1：00までの受付時間です。
受付開始時刻よりも早く到着された場合には、眼科入口前の『受付整理札』をお取りいただくようにお願いいたします。（入口付近にはソファー席がありますので、そちらでお待ちいただけます。）受付が開始しましたら、『受付整理札』と一緒に保険証や診察券などを受付スタッフまでお渡しください。

なお、『受付整理札』は、早めに到着された方限定のもので、午前の分は朝8：30頃・午後の分は昼12：15すぎに眼科入口前にお出ししています。受付時間中は『受付整理札』は出していませんので、直接眼科受付カウンターまでお越しください。