眼瞼下垂症【がんけんかすいしょう】

眼瞼下垂症とはどのような病気?
上まぶたが十分開きにくい状態です。まぶたを上げる眼瞼挙筋とその筋肉を動かす動眼神経の異常で眼瞼下垂が起こります。
加齢が原因で生じる場合、眼瞼挙筋の筋力の低下が原因とされます。片眼の場合も両眼のこともあります。
眼瞼下垂症はどうして起きるの?

原因は様々なですが、主なものとしては、

  • 先天性
  • 加齢性
  • 頭蓋内疾患(脳梗塞、脳動脈瘤)による動眼神経麻痺
  • 重症筋無力症
  • 糖尿病
  • ハードコンタクト装用

があります。

眼瞼下垂症はどのような症状が起きるの?
眼瞼下垂の程度がひどくなると、物を見るとき視野が狭くなるためあごを上げる姿勢をとります。また、まぶたをよりあげようとするため額にしわがよったり眉毛が上がったりします。それにより眼精疲労、頭痛、肩こりにつながってきます。
眼瞼下垂症はどうやって治療するの?
原因により治療法や予後が異なります。

急に眼瞼下垂が生じた場合、頭蓋内疾患が原因である可能性があるためすぐに救急病院へ受診してください。加齢性の場合は手術的な治療となります。手術は保険適応ですので一度ご相談ください。
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院長よりひとこと

眼瞼下垂かどうかは、眼科の診療で調べることができます。